2017年10月31日 プロメモリーアスリート大野元郎は“記録名『Most Othello (reversi) boards memorised』日本語名『最も多く記憶したオセロ盤の数』”のギネス世界記録に挑戦いたしました。
この挑戦は、ランダムに配置されたオセロ1盤の白黒(64コマ)を制限時間内で完全記憶し、1コマも間違えることなく再現できたオセロ盤の数を競うという挑戦です。
制限時間は1盤面につき1分、1分経ったらすぐに次の盤を記憶する作業に移るという、まさしくメモリーアスリートとしての脳力が問われる種目となります。
1分経ったら前に覚えていたオセロ盤には黒い布が被せられるので、復習することは一切できず、脳の中で記憶したオセロ盤をどんどん増やしていかなければいけません。
規定数のオセロ盤を記録したら、再現に移ります。
許された挑戦回数は3回。3回のうち一度でも成功すれば記録達成となります。
前記録者の記録は6盤面だったので、7盤面を覚えれば新記録樹立となるところ、今回の挑戦ではなんと10盤面の挑戦となりました。
このギネス世界記録達成のために、挑戦者は挑戦の2ヶ月前から一日も欠かさずオセロ盤の前に立ち、時には12盤記憶に挑戦したりと日々鍛錬を積み重ねてきました。
挑戦当日、集中力を高め会場入りした挑戦者は、ギネス公式認定員の指示のもと耳にはヘッドフォンをつけ、記憶用のオセロ10盤の前に座りました。
1度目の挑戦では、10盤を記録し再現に移るものの、4盤目を完全再現できず失敗。
記録は3盤面の完全記憶となり、残り2回の挑戦となってしまいました。
2度目の挑戦では、全ての盤面を再現し終え、
そこから挑戦の模様を撮影した動画を公式認定員がチェックして成功したかどうかの審査に入りました。
10盤面分の審査は、約20分にも及び、成功したかどうかの確信が持てていない挑戦者は3度目の挑戦に向けて集中力を高めていました。
長い審査時間を終え、公式認定員からの結果発表。
「大野元郎さんには、『Most Othello (reversi) boards memorised』『最も多く記憶したオセロ盤の数』というギネス記録に挑戦していただきました。本日記録更新のために必要であったオセロ盤は6個です。
第2回目の挑戦、審査の結果、、、
連続で記録し再現できたオセロ盤の数は10個で、見事ギネス世界記録認定となりました!!
その言葉を聞いた瞬間大きなガッツポーズをしたプロメモリーアスリート 大野元郎、ギネス世界記録への挑戦に成功し前記録を大幅に塗り替えギネス世界記録保持者となりました!!
記録達成のために、強烈に脳内に貼り付けたオセロ10盤の配置は、一晩経っても覚えていたそうです。
最高の結果でギネス世界記録成功を果たした大野元郎。ギネス挑戦で研ぎ澄まされた脳を休めることなく、1ヶ月後の記憶力世界大会に向けて鍛錬を続けるそうです。
12月に行われる記憶力世界大会では、日本記録の大幅更新を目指しています。
今回のギネス挑戦、応援していただいた方々、誠にありがとうございました!